経済指標「新規失業保険申請件数」とは?
こんにちは☺️
橋本です。
本日は重要な経済指標の1つである、「新規失業保険申請件数」とは何なのか。どうチャートに影響してくるのかをまとめてみました📝
新規失業保険申請件数とは?
失業者が失業保険給付を始めて申請した件数を集計し、季節調節を加え発表するものです。景気の動向に敏感に反応するといわれ景気の先行指数として用いられる📗
米労働省雇用統計局が毎週集計して、翌木曜日に発表する。
米国夏時間の際は日本時間で午後9時半、冬時間の際は日本時間で午後10時半に発表されます😃
為替にもたらす影響は?
新規失業保険申請件数が多い→失業した人が多い→景気が悪い
新規失業保険申請件数が少ない→雇用に就けた人が多い→景気が回復している
つまりコロナ等で失業する人が増えれば申請件数は多くなり景気が悪いと判断され、ドルの人気が低くなるのでドル売りが進みます。
反対に次の発表で前回より申請件数が減れば景気が回復して来ていると判断されドルの買いが集まります😃
↓コロナショック前とコロナ時の申請件数推移
この後は景気も悪い方向に加速して101円までドル円も落ちました。
まさに景気の先行指標ですね。
逆に色々対策が発表され申請件数が下がって来たらドルも回復して来ました。
現在前は変異株等の影響により雇用回復停滞期に陥ってましたが、ワクチン等の普及により回復も見せてます。
ここからドル円は上昇トレンドに乗りつつあるということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
難しい故に遠ざけられているファンダメンタルですが、知ることによって大分チャートとの向き合い方が変わって来ます。
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